初心を貫く 〜阪神淡路大震災から30年〜

【初心を貫く 〜阪神淡路大震災から30年〜】

本日1月17日で、阪神淡路大震災より、丸30年を迎えました。
神戸の街が火にのまれ、高速道路は横倒しになり、大型バスが道路から落ちかけ、建物がまるでドミノのように倒れる。それら光景(映像)は衝撃でありました。
当時、私は24歳、留学から帰国して約一年が経過し、大学院の学生でありました。
居ても立っても居られない気持ちから、何かしなくてはという思いになり、政治の世界に飛び込みました。
震災の数日後には、私は親戚の議員事務所を手伝うことになりました。そこが私の政治への原点です。
自然の猛威の前では、人間が無力です。しかし、政治の力で被害を小さくすることはできるということも確信しました。
死者の9割は家屋倒壊や家具の下敷きによる圧死・窒息死でした。倒れない潰れない建物であれば、助かった命はあったということです。

自然災害は容赦なくやってきます。そして、首都直下地震もいつか必ず発生します。
今、東京都が進めようとしている「TOKYO強靭化プロジェクト」では、2040年代までに風水害や大地震などへの対策事業費17兆円をかける計画を進めております。
首都直下地震の被害想定は1000兆円とも言われています。これら対策を講じることで4割軽減していくとしております。

東京は、古くは江戸(明暦・明和・文化)の大火や関東大震災、大空襲などで、壊滅的被害を受ける度、街を復旧・復興してきました。今、インフラの老朽化も加速しております。
荒川の決壊や集中豪雨などによる水害対策も含め、強靭化を進めて安心して住み続けていける強い街づくりを進めていきます。
「命を守るまちづくり」これが私の原点。私にとっても今日が、政治を本気で志して30年。初心を貫き進めて参ります。

〘阪神淡路大震災〙

(兵庫県南部地震 平成7年1月17日5:46発生)

  • 人的被害
    • 犠牲者 6,434人
    • 負傷者 43,792人
  • 家屋被害
    • 全壊 104,906棟
    • 半壊 144,274棟
    • 全焼 7,036棟
  • 電柱倒壊 8,100本

被害総額 約10兆円規模
死者の9割は圧死・窒息死

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